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嫌なニオイにさよなら!生ごみの正しい処理方法

2022/08/23(火) 暮らすすべて

暑い季節は生ごみからの悪臭が気になります。嫌なニオイは不快な思いをするだけでなく、害虫を呼び寄せてしまうことも。生ごみをニオわせない処理方法と保管方法を紹介します。

 

生ごみの嫌なニオイの原因は?

生ごみの嫌なニオイの原因は、雑菌の繁殖にあります。雑菌は生ごみを栄養とし、それを分解する際にニオイを発生させます。さらに高温多湿な環境を好むため、夏は寒い時期と比べると、よりニオイが強くなりやすいです。

また、生ごみはポリ袋やフタ付きのごみ箱に入れておくことが多いと思いますが、実は、これが雑菌にとって好環境。悪臭の原因となるのは嫌気性微生物といって酸素のない環境を好むからです。

 

ニオイを減らすには“濡らさない”

生ごみは水分を多く含むと、ニオいやすくなります。野菜は皮を剥いてから洗ったり、水がかかりやすいシンク内に三角コーナーやゴミ袋を置くのをやめるなど、できるだけ水に濡らさないように気をつけましょう。

茶殻やコーヒーかすなどは水気をしっかり絞るだけでなく、できれば一度広げて、乾燥させてから、他のごみと一緒にするとよいです。水分が多いものは、新聞紙やチラシなどの紙類で包んで、水気を吸収させてから捨てるのも効果があります。

また、排水口には水切りネットをつけ、調理ごとに交換し、生ごみを溜め込まないようにしましょう。水切りネットのゴミはしっかりと絞ってほしいですが、手で触れたくないという人もいるかもしれません。ペットボトルをカットし、飲み口にネットを通して引っ張ることで、ごみに触らずに水切りができます。

 

スナック菓子の袋でニオイを漏らさない

生ごみ臭を発する雑菌は密閉されると、より活発に繁殖します。ポリ袋やごみ箱の中に入れている間にも雑菌は増え、時間とともにニオイが漏れてきてしまうことがあります。

ポリ袋を二重にすることでも効果はありますが、おすすめなのは内側が銀色になっているスナック菓子の袋。内側にアルミニウムが塗られており、酸素等の気体を通さないため、生ごみの悪臭もほとんど漏れることがありません。

また、水気の多いごみは、牛乳パックに入れておくのもおすすめです。牛乳パックの内側は防水加工がされており、水気もニオイも漏れにくく、そのまま可燃ごみとして捨てられます。

 

アルコール消毒液でニオイを消す

生ごみの雑菌の繁殖を抑えるために、アルコール消毒液が効果的です。アルコールには除菌や消臭の効果があるため、生ごみを入れた袋の口を閉じる前にアルコール消毒液を吹きつけておくと、菌の繁殖が抑えられます。

また、収集日に生ごみを保管しておくごみ箱は、ごみがこぼれたり、水分が漏れたりして、ニオイがつきやすいです。ごみを出した都度にアルコール消毒液で拭いておくと、清潔が保てます。ニオイが気になるようになったら、丸洗いしましょう。

 

すぐに捨てられないときは“凍らせる”

旅行などで収集日にごみが捨てられないときには、生ごみを冷凍してしまうという方法があります。温度が低ければ、雑菌は繁殖できないため、凍らせてしまえば、ニオうこともありません。

ごみを冷蔵庫に入れることに抵抗があるかもしれませんが、調理後すぐであれば、ほぼ食品と同じで、汚いものではありません。できるだけしっかりと水気を切り、ポリ袋などに入れて冷凍庫へ。他の食品と接することに抵抗があるのであれば、生ごみ用の保存容器を用意し、その中に入れてから冷凍するといいでしょう。

 


河野真希(家事アドバイザー)
https://www.kawano-maki.net/

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