5.調温効果
調温
シラス壁の熱伝導率はモルタル壁の約6分の1です。多孔質のシラス粒子内部に空気を取り込み、断熱層を形成するため、外気の温度を建物内部に伝えにくく、冷暖房の効率がアップします。さらに、蓄熱しにくく輻射熱をやわらげるため、ヒートアイランドの防止にも寄与します。
打ち水効果について
シラス外装材は、打ち水をすると長時間にわたり気化熱作用を持続させるため、建物内部の温度上昇を抑えます。
A棟・B棟の実験棟の外壁にスーパー白洲そとん壁Wを施工。8月の朝8時30分にB棟の外壁に打ち水をして、14時30分にそれぞれの表演温度、室内温度を測定しました。
打ち水をしたⒷの壁面温度は、
Ⓐに比べて5~10℃低い。
打ち水をしたⒷの室内温度は、 Ⓐに比べて3~4℃低い。 |
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